三軒茶屋

20150627111016
6月 27th, 2015
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この街に住んで2年と少々。
諸事情あってこの街を出ることになった。

面白い話ではないのでそれをここに書くことはしない。
では何故ブログを開いたのか?

理由は簡単。三軒茶屋で日々外食をし続けてきた人間として、その知識を後世に残しにきたのだ。

このブログを開いた人は幸福になる権利を得た人だ。
おめでとう。

さらに三軒茶屋に足を運ぶ事があればより幸福になれるだろう。
おめでとう。

基本的には電話をするなどして席があるか、そもそも予約が必要かを確認することをオススメする。
もちろん味覚は人それぞれ。クレームは一切受け付けないし、食べログなどのリンクや写真をを貼ることはない。

全部自分で確かめてくれ。
これは、お前の物語だ。

【長崎】
一番目に書いた理由は一つ。
一番通ったからだ。

これほど澄んだ味のちゃんぽんは無い。

三軒茶屋では「來來來」という有名店もあるが、自分に言わせれば圧倒的に「長崎」の勝利。

だが、來來來派と長崎派は決して相容れない水と油の様な存在のため、ここでその味を比較する事は現代の音楽シーンを語るより危険だ。

興味があれば二店とも食べて欲しい。ちゃんぽんと一括りにはされているが、これほど違いがあるのかと驚くことだろう。それと、初めて食べたちゃんぽんがリンガーハットであるがためにちゃんぽんに落胆した人にも食べて欲しい。

リンガーハットはちゃんぽんではない。あれはマズイ何か別の食べ物だ。

「長崎」にある紅しょうが。これをちゃんぽんに入れた時、きっと君は初めてメタルゾーンを踏んだ時の興奮を思い出すだろう。
この例えが分からない女子は是非自分に質問して欲しい。男子は是非自分で調べて欲しい。
余談だが、自分が初めて購入したエフェクターはボスのリバーブ&ディレイだ。歪み系を買うというのが何となく恥ずかしかったからで、その後すぐにメタルゾーンを購入した。今はどこにあるのか知らないが。

ちなみに常連はモツ煮込みも注文する。
常連は○○って響きほど嘘臭い物も無いと思うが、実際足繁く通っていると、客の回転が命であるはずの客単価の少ない小さい店舗でモツ煮込みと酒を長時間かっくらってる人がいるので、これはガチだ。
半モツ煮込みもあるので、胃袋に余裕がある人は食べてみるといいだろう。

【L’ARTE】
ナポリピザの名店。
ちなみに夜行って適当に飲みながらやると中々の値段になってしまうので、ランチに行くのを基本的にオススメする。

中目黒にあるピザの名店「Pizzeria e trattoria da ISA」を食べた時を上回る感動をくれた店。
ISAは正直ピザ以外のおつまみなどはちょっと微妙だが、ここはパスタもおつまみも全て安心して頼めるクオリティー。

特にここのティラミスは非常に美味しい。
酔った勢いで頼んで「甘くない!」とテレビのレポーターみたいな感想を口にしてしまったことを、今もハッキリと覚えている。

日本のデリバリーピザは美味しい。が、適当な店で食べるとあまり美味しくないという経験をした人にこそ行って欲しい店だ。

ちなみに、常に釜を守っている店長はナポリピザ連盟の日本副会長らしい。
自分も、何かそういうちょっと得体の知れない役職がつく男になって名刺に書きたい。
※ナポリ料理の副会長は得体が知れてます

別に偉くなりたいわけじゃない。酒の肴にしたいだけだ。

【RIZO】
リゾットとシャルキュトリーが有名な店。

全ての品が非常に美味しい。また、遠方から足を運ぶには予約必須だ。
ちなみに、シャルキュトリーとは分かりやすく言うとソーセージだ。
知らなくても何も恥ずかしがる事はない。自分もここに来るまで知らなかったし、ブログを書く時に名称に自信がもてなくてググっている。

店舗が非常に狭いのでお客さんがそんなに入る店ではないのだが、それでも商品のオーダーから配膳されるまでにかなり時間を要す。
しかし、それに納得できるクオリティーなので不満を持つことはないだろう。

オススメは、リゾット…ではなく、シャルキュトリーの盛り合わせと、30分以上低温で揚げたフライドポテト。
30分揚げるので注文したからテーブルに届くまで40分程度待つのだが、食べて驚くことなかれ。

まるで大学芋のような分厚い油の皮につつまれて、噛んだ瞬間にはそのザクリとした食感と甘みが口に広がるが、その直後にローズマリーとニンニクで味付けされた風味と塩気が口に広がり、それはもう…この続きは食べて自分で感じて欲しい。
なんか壮大な感じで表現しようと思ったが何も浮かばなかった。

ここのウェイターさんはワインに精通しているので、その日のグラスワインの説明も飲んで納得。
ちなみに、納得と書いたが自分は基本的に白しか飲まないし、正直何でもいい。どうせ忘れてしまうのだから。

もし口説きたい女の子がいるならこの店に連れていくといいだろう。
間違いなく「え!?こんなオシャレな店知ってるの?」となるはず。

誰か、一緒に行きませんか?

ちなみに「L’ARTE」と同じ通り道にあり、ちょうどそこが駅までの通勤路だったから立ち寄り発見できただけだったりする。

【シバカリー ワラ】
三軒茶屋にある超有名インドカレー店。
その初遭遇は、まるでスパイスをそのまま食べている様だと感じるほど衝撃的だった。

注意が必要だが、この店のカレーは冷めると美味しさが急激に下がるのである程度スピーディーに食べる必要があると自分は考えてる。
基本的に全ての料理に言えることだろうが、出された瞬間こそ食べ時。落ち着いてる暇はない。

ただそのカレーの美味しさは、色々な店を巡った事がある人でも無い限り、既存のインドカレーの概念を破壊するほどの衝撃になるだろう。

もし三軒茶屋から一店舗だけ自分の引越し先に持って行っていいと言われたら、自分が選ぶのはこの店だ。
もうこの店のカレーを気軽に食べれなくなると思うと本当に悲しい。

【いなせや】
現在、三軒茶屋に三店舗を有する超人気居酒屋。

本店と、最近できた三店舗目は日本酒の品揃えと気の利いた魚介をメインに据えたおつまみで大人気の店で、個人的には同じく三軒茶屋の有名店「赤鬼」よりこちらの方が若者向けなのでオススメ。

ちなみに残りの一店舗だけイタリアンの店でちょっとだけ毛色が違うのだが、同じように魚介をメインに据えており全て間違いなく美味しい。

しかし、何故三軒茶屋に三店舗も出したのだろう?
ひょっとしたら、オーナーは三軒茶屋を牛耳ってる大地主なのか?…などと考えてしまう。

三軒茶屋、三がつくから三店舗かな?

【東京餃子楼】
三軒茶屋で餃子を食うならココ以外の選択肢はあるまい。

何せ置いてある品の数が極端に少ないのでオーダーに選択の余地はないが、ここに友達やバンドメンバーで集まって食べた餃子はいつも最高だった。
値段も安いので、恐らく毎晩の様に通ってる人もいるのではなかろうか?

三軒茶屋には二店舗あるが、茶沢通りの方ではなく若林側の方がオススメだ。

何故なら、今から7年ほど前に三軒茶屋の若林に住んでいる女の子と付き合っていて、その子に連れられて行ったのが自分と東京餃子楼との出会いだったからだ。
ここから先は余談だが、その子の家で朝を迎えた時、突如として父親の訪問がありベランダから脱出、足首を軽く捻挫した事がある。

若かったな。
ちなみに一階だった。一階のベランダからでも人は捻挫ができる。気をつけよう。

【天楽】
三軒茶屋の魔の空間・三軒茶屋にあるおばあちゃんがやっている焼肉屋。
ここのハラミは間違いなく人生で一番のハラミだった。

そしてレバー。

一緒に行った友達はレバーを一切食べれないと公言しているような人間だったが、そいつが美味しい美味しいと(生で)パクパク口に放り込んでいた。

そう(生で)。

生。やるなら生だ。

【采】
引き続き三角地帯からの登場。
立ち飲み屋の日本酒バー。

初めて行った時は決して混んでいなかったが、気が付くと入るのが困難な店になってしまっていた。

日本酒の品揃え、そして気の利いたおつまみ。
記憶を無くすには最適の店だ。

ちなみにお通しでこれまた美味しい雑炊が出てくるのだが、これは注文することもできるらしい。
二軒目で通うならこれは知っておいた方がいいだろう。お通しの量じゃ我慢できないはずだからだ。

ちなみにこの情報は渋谷のアメリカンラグシーの店員と話していて、三軒茶屋でよく飲むんですよ!と言った話の流れから「采」の話になり教えて貰った情報なので自分では確認はしていない

その店員さんとは、ひとしきり盛り上がった後にじゃあ三軒茶屋で会ったら飲みましょう!と別れたが、もう顔も雰囲気も何一つ覚えていない。

当然向こうも覚えてはいないだろう。
出会いとは常に一期一会。

特に人の事など覚えなくても生きていけるという事は覚えておこう。

【ぱんやのパングワン】
いま、このブログの賢明な読者はパン屋だと思ったのではなかろうか?

はい、正解。

パン屋です。三軒茶屋には美味しいパン屋が沢山あるが、個人的にベストはココ。

おかずパンの美味しさは一つ上をいくと思っている。
すぐに売り切れてしまうサンドイッチも美味しい。

「シバカリーワラ」に続き、もう一件だけ持っていけるならこの店かもしれない。
美味しいパン屋が近所にある生活は、可愛い恋人がいる生活よりきっと貴方の満足度を上げてくれるはずだ。

エンゲル係数と体重も上げてくれるので一石三鳥だ。

【Obscura】
三軒茶屋の隠れ家的カフェ。
一つ一つ丁寧に入れるコーヒーの味も良いが、恐らく店長と思われる(自分が行く時にほぼ間違いなくいる)女性がとんでもなく可愛い。

これまた家から近かったのでコーヒーが飲みたい時には頻繁に通ったが、とにかくその女性が可愛い。
何となく牧歌的な感じなのだが、とにかく可愛い。

三軒茶屋で一番可愛い。

クソ!俺がイタリア人だったら連絡先を聞いてるのに!

さて、他にもオススメは沢山あるのだが、もう文章を書きたくないのでこの辺にしよう。
どんどん内容が適当になっているのはそういう理由で、ここに書いた店は順番に関係なく本当に全部最高の店だ。

時間があれば是非行って欲しい。

サヨウナラ三軒茶屋。
アリガトウ三軒茶屋。

※写真はもう過去の頃になろうとしている現在の自分の家のベランダから。

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